令和元年5月1日に、「学問入門」を上梓しました(Kindle版)。
これは大学の初年度教育で、導入部分(3回分~5回分を想定)として用意した資料です。
初年度教育は、最近では一般化してどの大学学部でも行なわれています。しかし、担当する教員によって当然濃淡がありますし、初年度教育を受けたはずの受講生でも「えっ?教わっていないの?」とこちらが驚く質問が来ることも少なからずあります。
できるだけ同じ程度の前提をもって議論する方が、より効率が良くなることは言うまでもありません。そのため、本書を上梓した次第です。
本書の目次構成は、次のとおりです。
一、演習手引
二、学問の東西について
三、大学生の基本
四、「問い」から学問へ
五、日本の現代中国研究
補、学問と地域研究
手っ取り早く「大学の常識」を確認したい場合は、上記の三、を読まれると役に立つと思います。