外山滋比古先生の本に初めて出会ったのは私が博士課程へ進学して間もなくのときでした。
自分から出会ったわけではなく、(おそらく私の修士論文が悪文で見かねていたであろう)T教官が外山滋比古著『思考の整理学』ちくま文庫を勧めていただいたことで出会いました。ちなみに、このT教官は指導教官でないw
あの頃に比べて少しは悪文が改善されたと思っている自分ですが、時々は外山本を手にとって眺めてみようということで、手に取ったのがこの本です。
外山滋比古著『知的な老い方』大和書房2017年2月
あいかわらず読みやすい。気持ちが沈んでいる時に、気分転換をかねて手に取ってみると良いかもしれません。最初から読む必要もなく、自分が読む気になった項目だけを読んで十分に気分転換できるはずです。
最後に、個人的なお勧めを示しておくとすれば、次のとおりです。
・八十歳での起業
・どんどん忘れる
・「雑談」が健康を生む
・六十歳からが青春
図書館(メディアセンター)で見かけたら、どうぞお手に取って見てください。
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