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Daisuke Mitarai

メリハリを付けることで集中力の持続を促そう!

 勉強の質を高める方法として、1つ書き留めておくことにします。


 時間にメリハリをつけることで、集中力を維持できるようになり

ます。そして、これは私が講義の中で時々どうしようもないオヤジ

ギャグを入れたり、”昭和な”ネタを披露したりしていることと、

関係があります。


 なぜなら、これらの私の振る舞いが、私自身が集中して受講生の

意識や関心を探りながら、その日の内容を可能な限り受講生の目線

で理解できるようにするための戦術を練りつつ講義し続ける集中力

を確保しているからです。


 例えば、25分間の集中する時間と5分間の休憩する時間を1つの

セットとし、4セットこなした後に少し長めの休憩を入れると集中

力が持続するようになると言われることがあります。


 25分間というのは意外と当たっているように思います。というの

も、小学生低学年の子が集中できるのは精々30分程度と言われてい

るからです。ちなみに人間一般の集中力も30分程度しかないと言う

お話を私は聞いたことがあります。また、タイマーを使って正確に

時間を測りながら実践すべきであるとも聞いたこともあります。が、

細かいことを気にしない私個人は、そこまで真面目にやったことは

ありません。


 実践しているのは、集中力が切れたなと思った時に、一瞬だけ別

のことを考えて、一寸だけ気分転換することだけです。そこで、私

の講義を履修する受講生の皆さんへアドバイスするとすれば1つ。


 しょうもないオヤジギャグや”昭和な”ネタ披露の時間はちょっと

の休憩を意識的にすべき時なのだと判断して、自分なりに小休憩を

入れてください。


 そうすれば私の1回の講義なんて、あっという間に過ぎてしまう

はずです。


 考えてみてください。90分間なり 105分間なりの時間中ずっと集

中して人の話を聞き続けるだけって、苦痛ではないでしょうか。

座学の講義ならさらに苦痛になる可能性が高くなるでしょう。だっ

たら、集中力の切れた時に当てられないように「工夫」しつつ、

1回ごとの講義を集中力の持続を促すトレーニングの場だと思って

活用し、生産性と効率性を最大限に高められる集中力の持続技術を

習得しましょう。

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