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Daisuke Mitarai

メールの書き方、送り方について

SNSを使ったコミュニケーションが増えていますが、大学生活の中で教職員との間のコミュニケーションで使う手段は「メール」が一般的。そこでポイントを紹介します。

1.使用するメールアプリを用意・設定する

◆自分の使っているパソコンやスマートフォンの端末に付属しているメールアプリで問題ありません。ただし、次の点に注意しましょう。


◇メールアプリで相手にメールを送る場合に基本的に必要となる情報には以下のものがあります。

  • 自分のメールアドレス+名前(*アドレスだけ表示されると受信する側は誰かが一見して分からないことがあるので、できればアルファベットで名前を登録しておく)

  • メールの件名(*件名の入力欄がないメールアプリもあります。が、迷惑メールフィルターに捕まった場合は受信する側の受信箱に届かないことがあります)

  • メールの本文

    • 誰宛てのメールであるのかを明らかにしましょう。

    • 自分が誰であるかを名乗りましょう。

    • 伝えたい内容を書きましょう。

    • 終わりに、再び自分の名前と日付があると分かりやすいです(*署名signを自動で挿入する機能のあるメールアプリもあります)

2.宛先を入力する場所を考える

◆通常のメールアプリには、宛先の場所が3つ用意されています。

To 宛先

CC カーボンコピー

BCC ブラインドカーボンコピー です。


◇まず、To(宛先)には、自分が直接伝えたい人・メールアドレスを入力します。


◆次に、CC(カーボンコピー)には、自分が直接伝えたい人・メールアドレスではないが、情報を共有しておきたい人・メールアドレスを入力します。例えば、メールのバックアップを取っておくために自分の別メールアカウントを入力する場合、ゼミのグループ報告のレジュメの進捗状況をグループ内で共有する場合などに使いましょう。


◇最後に、BCC(ブラインドカーボンコピー)は、他の人に知られずに、情報を共有しておきたい人・メールアドレスを入力します。例えば、複数のインタビュー調査の調査協力者宛てにメールを送る場合、To(宛先)の人には知られたくない人宛てに送る場合などに使いましょう。


3.メール本文は簡潔に書く(日本語力が試されている!?)

◆長々とした文章で伝えなければならないことも、時にはあると思います。が、可能であれば、1通のメール本文は1つの用件だけにとどめ、受信する相手にとって読みやすく、誤解を招かない文章作成を目指しましょう。


◇メール本文の例:


○○ 先生

こんにちは、△△ △△です。

××(講義名など)を受講しています。


1つ質問/確認/相談したいことができましたので、メールいたしました。

(質問/確認/相談の内容)


以上です。


お忙しいところ恐縮ですが、御返事を頂ければ幸いです。(*返信の期日を指定したい時は、その期日を明示しましょう。)

宜しくお願いいたします。


△△ △△ ●月▲日


4.(オマケ)メールの配信確認機能

◆メールアプリによっては、メールの配信確認機能が付いているアプリもあります。


◇この機能は、相手が受信したメールを実際に開封したかどうかを通知してくれる機能です。開封確認のメールが戻ってこないということは、相手が開封していない場合があるということです。便利な機能のように思えますよね?


◆ただし、相手が利用しているサーバーやアプリによっては開封確認メールを返信しない設定になっている場合もあります。そのため、完全に信頼することはできません。では、どうすれば良いでしょうか?


◇例えば、相手と別の手段でコミュニケーションが取れるのであれば、そろそろ返信が欲しいという時にその別の方法で確認をとると良いでしょう。また、(個人的には奥の手として考えていることですが)、先に送信したメールに「誤植があった」ので再送しましたということにして、再度メールを送ることも考えて良いかもしれません。なお、この奥の手を何度も使っているとミスの多いの人だと思われてしまうので要注意です!


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