Google博士に代表される検索ポータルは使い方によっては
非常に有効な調査ツールになります。しかし、同じ検索ポー
タルを使って調べていても他の人の検索結果と自分の結果が
同じでないばかりか、他の人の検索結果の方が良く見える。
すなわち、検索結果の精度が高いと感じることも多いのでは
ないでしょうか。
このような違いは、検索の使い方に原因があります。そこ
で今回は検索結果の精度を高めるコツを幾つか紹介したいと
思います。
第一に検索対象を絞り込むことはできているでしょうか。
検索語を半角の引用符 "●●" で囲むことによって、その
検索したい語が含まれないページを検索結果から除外します。
同じように、検索したい語は入っているものの、含まれて
欲しくない単語が含まれる場合もあるでしょう。この場合は
その単語の直前に半角のマイナス -●● とすることにより
その単語を含むページを検索結果から除外できます。
因みにある単語を含むページで絞りたい場合は半角のプラ
ス +●● と入力することによって検索結果の精度を高める
ことができます。
第二に、Google博士の場合は検索オプションを利用する
ことによって古いページを検索結果から除外できます。この
検索オプションには、「特定の言語」に限定したり「地域」
に限定したり、あるいは過去1カ月以内に更新したページ
のみにするなど、多様なオプションがあります。
第三に、特定のサイト内だけで探したい場合には「site:」
と入力して、そのサイトのメインURLを入力したうえで検索を
行なうと、検索結果はその特定のサイト内だけのものになり
ます。
第四に検索演算子を追加して検索する方法があります。
検索語の間に「or」を加えることによって、いずれかの単語
を含むページを検索結果に表示することができますし、また
アスタリスク(*)を文字列の途中に入力するとその使い方で
一般的なものが検索結果で総覧できます。このほか演算子に
は「before:」「after:」があり、これらは特定の日付によっ
て検索結果を限定したい場合に有効です。
以上、これらのコツを習得して自分の検索結果の精度を
高めていきましょう。
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