勉強の質を高める方法として、1つ書き留めておくことにします。
今回は、自分が知らない、自分が分からないと認めることに抵抗
しないことについて書き留めたいと思います。
時々勘違いする人が出てしまうのですが、これは「ワカンナイw」
「しらな~い(笑)」と反応して考えることを放棄できるのではあり
ません。
自分が知らない(無知)・分からない(無理解)と認めることは、
一人で考え込んでも無知・無理解だから効率が悪いと判断し、自分
よりも知識のある人に質問して無知・無理解を解消したいという
宣誓です。要するに、分かる人に聞くということは合理的な勉強で
あり、恥ずかしいとか相手に迷惑が掛かるかも?といった気遣いは、
無理・無理解でいいやという自分の甘えでしかありません。
ちなみに質問を受ける側からすれば、質問されることは大歓迎の
ことです。なぜなら質問に対して自分の説明で答え、相手が分かっ
たとすれば自分の理解が確かなものであると確認できるからです。
大抵の場合、頭の中で考えるだけでは整理できたつもりになって
います。実際に口に出した方が効率よくまとめられます。口に出す
ということは具体的な言葉になりますから、整理できていることを
セルフチェックできます。その意味では書き出すという方法も同じ
ですね。
ということは、質問をして分かったことは、口に出したり書き留
めたりして整理できているかを確認することによって、さらに勉強
の質を高められそうですね。
質問する癖、口ずさむ癖、メモを取る癖を意識的に身に付けて
みてはいかがでしょうか。
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