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第26回「訴訟詐欺はなくなるか?」

2018年 10回目です。 今回は「訴訟詐欺」について取り上げました。 訴訟詐欺とは、裁判所を欺いて、相手から金品を巻き上げようとする行為を言います。 この訴訟詐欺について、今年9月に司法解釈がようやく公表されましたので、コラム記事として執筆しました。...

第22回「司法の公正は誰が作るのか?」

2018年6回目です。 今回は、今年4月に公布された「人民陪審員法」を取り上げました。 現代中国の裁判所すなわち人民法院は、日本の裁判所のように運用されている組織ではありませんでした。 どちらかと言えば、その建国当時から、法廷に持ち込まれた案件の因果関係について、法令条文と...

第20回「公益訴訟が裁判を変える?」

2018年4回目です。 今回は前回のコラムで触れた「裁判観(裁判のイメージ)」について、その日本と中国での違いをテーマにしてみました。 取り上げた題材は、今年(2018年)2月に両高=最高人民法院と最高人民検察院が、連名で公布した司法解釈「検察による公益訴訟事件で法律を適用...

第19回「憲法改正案から紐解く「夫・婦」の平等」

2018年3回目です。 今回は、何かと話題になっている現行憲法の改正について、任期撤廃よりも重要な点があるのではないかという個人的な感想を加えつつ、夫婦連帯債務に関する最新の司法解釈について紹介しました。 なお、日本と中国の法解釈はほとんど別物であることを逆手にとって現代中...

第9回「人民法院の意外な役割」

9回目となるコラムを投稿しました。 今回は前回のコラムの目的を果たすべく意識して書き上げたつもりです。 「司法の独立」というありふれたアプローチから人民法院について考えるのではなく、 「信用情報」という無関係のように思える視点から考えてみたものです。...

第8回「裁判官による裁量」

8回目となるコラムを投稿しました。 今回は、前々回のコラムの感想で、ある方から余りに現代中国の裁判官が役に立たないかのような論じ方をしているとご指摘を頂いたことをふまえて、裁判官の汚名返上を意図して執筆してみました。 日本の裁判官の場合、その中立性や公平性が日本社会にとって...

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