2019年 2回目です。
今回は現代中国の行政機関が行なう行政処罰の公表を、なぜ「国家統計局」という一見すると筋違いの機関が担うことになるのかについて、切り込んでみました。
私たちの感覚からすれば、行政処罰を行なった機関がその内容を公表すれば十分のように思えることでも、現代中国では管轄するその機関ではなく、統計業務を担う「国家統計局」が管轄します。そこには<現代中国らしさ>、あるいは<統計データの功罪>が影響しているのではないでしょうか。
ご笑読いただければ幸いです。
第30回「行政処罰情報にもデータ化の波」