top of page
Daisuke Mitarai

第42回「中国法との向き合い方を考える」

2021年度1回目となるコラムを投稿しました。


中国民法典の施行に先立って最高人民法院が公表した、ある司法解釈を取り上げました。


この司法解釈は、以前に指導性裁判例として裁判時に参照せよとしていたものを、今後は廃止すると通知するだけのもので、なぜ廃止するのか(廃止する理由)も、法秩序の生命とも言える過去から現在そして未来への論理整合性の問題にも目をつぶったものとなっています。


日本では想定できない「法治国家」の有り様ですが、それをどうして<法治国家>と言って憚らないのか。この点について、改めて述べてみました。


ご笑読いただければ幸いです。


閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

正解を欲しがるのは高校までで卒業しよう

数式をつかって一つの答えを出し、その答えが合っていれば「正解」です。 正解すると嬉しいものですが、それは単に数的処理が正確にできた証明でしか ありません。 私の父は高校数学の教員を長年勤めてきました。その父が、私が幼い頃に...

言葉のキャッチボールは全ての基本です

そろそろ単位認定試験すなわち期末試験の週に突入するのではないでしょうか。 例年のことですが、この週に突入する前後や突入してから、慌てて試験範囲を質問したり、成績評価の仕方を確認したり、成績評価の基準が厳しすぎると泣きついたりという風物詩に遭遇します。実は、昨晩から今朝にかけ...

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page